閉店間際のお店で、「あぁ、『蛍の光』が流れているなぁ。」と思ったことはありませんか?しかし、その曲は、果たして本当に『蛍の光』なのでしょうか?
実は、『蛍の光』の原曲は『オールド・ラング・サイン』という曲です。この曲は、英語圏で「日本でいう『蛍の光』的な曲」として親しまれていますが、この原曲を三拍子に変曲した『別れのワルツ』という曲が存在します。じつは、閉店時に流れる曲は、この『別れのワルツ』である場合が多いのです。
では、どうやって『蛍の光』と『別れのワルツ』を区別するのか?それは、拍子を数えるといいのです。
『蛍の光』は四拍子、すなわち「1, 2, 3, 4」と数えられるものです。一方、『別れのワルツ』は三拍子、「1, 2, 3」と数えるもの。これを意識して流れている音楽を聞くと、一気に世界が広がる感覚を味わえるかもしれません。
たとえば、あなたが好きなお店が閉店の時に流す曲が何であるかを調べてみるのも面白いですよね!「この曲は『別れのワルツ』だ」と分かれば、それだけで日常の中に少しの知的な機運をもたらしてくれます。
ぜひ、今度、閉店時に流れている音楽に耳をすませてみましょう。
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