エスカレータに乗る際は、関東では『止まって乗る人は左側、歩く人のために右側を空ける』というのがマナーになっていて、一方、関西では『止まって乗る人は右側、歩く人のために左側を空ける』というのがマナーになっています。
しかし、結論から言うと、どちらも間違いです。日本エレベーター協会のサイトを見ると、
「エスカレーターのご利用について」ー「歩行について」
と書かれています。
「バランスを崩して転倒したり、混雑時は他の利用者を巻き込んだりして、大きな事故を引き起こすことがあるから」と言う理由と、「ステップに衝撃を加えると安全装置の作動によりエスカレーターが緊急停止し、利用者が転倒するおそれがあるから」と言う理由の、2つの理由があると言うことです。
と言うわけで、本来は、両側に(2列になって)立ち止まって乗るのが本来あるべき姿ですが、やはり長年にわたる暗黙のルールが強く、片側を空けて乗る方法が今でも行われているのが現状です。
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