たんぱく質を、朝摂るべき理由

科学

たんぱく質は「三大栄養素」のひとつで、筋肉、内臓、血管、髪の毛、皮膚など、私たちの体の多くの組織がたんぱく質で構成されており、その総重量は体重の30~40%に上ります。特に、筋肉組織の80%はたんぱく質でできています。

朝食でしっかりたんぱく質を摂ることが重要な理由のひとつは、体内時計がリセットできることです。体内には「体内時計」と呼ばれる機能があり、朝の日光と朝食でたんぱく質と適度な量の炭水化物を摂ることで、この体内時計が整います。

また、夕食から朝食までは食事の間隔が長いため、たんぱく質が補給されないと体は筋肉を分解してしまい、筋肉が減少します。そこで、朝食でたんぱく質を摂ることで、筋肉の合成が効率よく行われ、夕食から朝食までの絶食状態で筋肉が分解されるのを防ぎます。

さらに、たんぱく質は体内で熱を生成する栄養素であるため、朝食でたんぱく質を摂取することで代謝が促進され、脂肪燃焼効果が高まり、一日中脂肪が燃えやすい状態になります。



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