「電柱」と「電力柱」、「電信柱」の違い

「電柱」、「電力柱」、「電信柱」の違いについて説明します。

まず、「電柱」と「電信柱」は別物です。電柱」は、電力会社が送電・配電を目的としたものや、通信会社が通信用ケーブル(電話線等)を支持することを目的に設置するもの電気鉄道において架線を張るためのものなど、広範な用途で使用される柱の総称です。

一方、電力柱」は、電力会社が送電・配電を目的として設置する柱を指します。また、電信柱」は、NTTなどの通信会社が電話回線や光ケーブルを各家庭に届けるために設置する柱です。

中には、「電力柱」と「電信柱」の両方の役割を果たすものもあり、これを「共用柱」と呼びます。この場合、一本の柱で送電・配電と通信の両方の役割を担います。

電柱の所有者を見分ける方法としては、電力柱には電力会社のプレートが、電信柱には通信会社のプレートが設置されています。共用柱の場合、その柱を共用する会社の複数のプレートが設置されています。

なお、自分の敷地内に電柱がある場合、その設置している会社から「電柱敷地料」が支払われます。



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