囲碁から来た言葉:「駄目」、「駄目押し」

まずは、知らない人のために、ざっくりと囲碁について説明します。

囲碁は、黒石(先手)と白石(後手)で、それぞれ囲んでできた領域))の中にある、線の交点メ、モク))の数の多い方が勝ちとなります。

駄目ダメ)とは、黒と白のどちらの地にもならない目のことを指します。転じて、役に立たないこと、上手くいかないこと、してはいけないこと、また、そのさまを言うようになりました。

左図で、黒石と白石の間にある2目は、どちらの地にもならない、「駄目」です。

駄目押しとは、計算しやすいように駄目に石を置いてふさぐことを言います。転じて、念を入れて確かめること。また、既に勝利を得るだけの点を取っていながら、さらに追加点を入れることにもいうようになりました。

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