DMN(デフォルトモードネットワーク)とは
DMNという、脳が意識的な活動をしていないとき、つまり、ぼんやりしているときに活性化する神経回路があります。反対に、何かに集中しているときには非活性状態となります。
DMNの主な役割
DMNの主な役割には、「危機への備え」と「情報の整理」があります。
DMNの役割1:危機への備え
DMNは、「アイドリング状態」に例えられます。脳が完全に休んでしまうと、突然の危機に反応しづらいため、脳の一部(DMN)を待機状態にして万が一に備えています。
DMNの役割2:情報の整理
脳は以下のプロセスで情報を処理しているそうです。
- 入力:五感を通して情報を収集する
- 整理:入力した情報を取捨選択する
- 出力:言葉や行動として表す
DMNが重要になるのは、2番目の「整理」段階です。DMNが正常に働いていれば、脳内の情報がスッキリと整理されます。また、蓄えられた情報がそれぞれ結びつきやすくなり、新しいアイデアが生まれるというメリットもあります。つまり、DMNが活性化すると、創造力が高まります。
まとめ
というわけで、たまにはスマホを見るのをやめて、ボーッとしてみませんか?
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