“pizza”と書いて、「ピザ」とも「ピッツァ」とも読みますね。そこに違いはあるのでしょうか?
諸説ありますが、16世紀にイタリアで生まれたのが「ピッツァ」です。一方、19世紀後半に、イタリアからの移民がアメリカに持ち込んだのが「ピザ」です。アメリカナイズされた「ピザ」は、本場イタリアの「ピッツァ」と異なる進化を遂げました。
イタリアの「ピッツァ」は、一人一枚を注文し、ナイフとフォークで食べるそうです。一方、アメリカの「ピザ」は、大きな1枚をカットし、複数人で食べるのが主流です。
日本では、1985年に誕生した宅配ピザから「ピザ」が先に普及していきました。一方で、2006年には真のナポリピッツァ協会の日本支部ができたり、ピッツェリアが次々と開店するなど、「ピッツァ」の人気が後から高まってきたという状況です。
というわけで、同じ“pizza”ですが、違いのわかる男(女でも可)になりましょう。
コメント