「ラッキーセブン」の由来

よく、「ラッキーセブン」という言葉が使われますが、その由来は何なのでしょうか?

それは、1885年9月30日、シカゴ・ホワイトストッキングス(現シカゴ・カブス)対ニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)の出来事です。

7回にホワイトストッキングスのある選手1は平凡なフライを打ち上げたのですが、このフライが強風に吹かれてホームランとなりました。このホームランによって勝利したホワイトストッキングスは、最終的に優勝を決めました2

この試合で勝利投手となったジョン・クラーソン(John Clarkson)選手は、この出来事のことをlucky seventh」(幸運な第7回と表現しました。これが「ラッキーセブン」の一般的な用法の語源であると言われています。



  1. この記事によると、7回にホームランを打っているのは Fred Pfeffer 選手だと思われるが、「ラッキーセブン」との関連は不明のため、確認とれず。 ↩︎
  2. このシーズン、ホワイトストッキングスが87勝25敗、ジャイアンツが85勝27敗の2ゲーム差で終わっているため、もし負けていたら、2チームが86勝26敗で並んでいた。 ↩︎

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